合併の効果と課題
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一般的に、市町村の合併の効果(メリット)と心配(デメリット)な点等については次のようなことが考えられます。合併の効果等は、すぐに現れるものは少なく、長期的な視野に立って考えることが必要といわれています。ここでは、一般的な効果や心配な点等について記述します



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合併の効果
 
 

財政運営の効率化と基盤の強化

旧市町村の財政を合わせることにより、財政規模が拡大し財政力が強化されますから弾力的な財政運営が可能となり、合併前の単独市町村ではできなかったような大規模事業や重点事業が実施しやすくなります。また、組織の合理化等によって経費の節減化がはかられます。

 

行政サービスの充実

合併すると、管理部門(総務、企画、議会事務局等)の効率化をはかることにより、余裕のできた職員を直接的な住民サービス部門、例えば、今後ますます必要とされる福祉部門や環境部門等へ配置したり、専門職化することにより、高度なサービスの提供、多様な個性ある行政施策の展開が可能になります。

 

広域的なまちづくり

関係市町村が一体となることによって、市町村の境界線があることによる不便が解消でき、広域的視点にたった合理的な土地利用、生活環境整備等の一体的・効率的な整備、各施設の利用も可能になり利便性の高い都市づくりを進めることができます。

 

都市としてのイメージアップ

より大きな都市になることによって都市機能が充実され、イメージが高まり、都市間競争でも強い力を持つことができます。都市機能が充実した都市、イメージの高い都市には、企業の進出、若者の定着が期待され、これらにより税収の増加も望め、より充実した都市の発展につながります。

 

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合併の課題
 
 

いままでと同じサービスが受けられるでしょうか

もしも中村、大方、佐賀、西土佐が合併すると、香川県の半分近い広い面積の市が誕生しますが、住民票や印鑑証明などの窓口サービスは、合併しても現在の役場を例えば支所として活用していけば、住民に対するサービスはほとんど変わりなく提供できるものと考えられます。

 

大きな市になると、地域の声が行政に反映されにくくなるのではないのでしょうか

合併すると地域が広くなり、住民の数も当然多くなります。その一方で議員の数は減ることになりますから、合併前より地域の声が行政に反映されにくくなるのではという心配がされます。しかし、地域の声をできるだけ行政に反映させることは、住民にとっても行政にとっても大切な事ですから、例えば、「住民相談」「地域懇談会」や市長に住民の声を届ける制度などの方法を工夫して地域の声をくみ上げることが必要と考えられます。
また、合併前の関係市町村の協議により、旧市町村の区域ごとに、合併市町村の長の諮問により審議又は必要な意見を述べる審議会(地域審議会)を置くことができるという新たな制度(平成11年:合併特例法の一部改正)ができましたので、こうした制度を利用していくことも考えられます。

 

現在の市町村の歴史や文化はどうなるのでしょうか 

合併後においても、それぞれの歴史、文化、伝統を守りながら、新しいまちの個性を創っていくことは重要なことです。合併しても、それぞれの地域の歴史や文化を生かしたまちづくりは、住みよく誇りのもてるまちづくりに欠かせないものであると考えます。

 

合併後は中心部だけがよくなり、周辺部は取り残されてしまうのではないのでしょうか

合併協議会の中で新市建設計画というものを策定します。この中で周辺部の整備計画等をきちんと位置づけるよう配慮することが必要と考えます。

 

税金や公共料金などの負担が上がるのではないでしようか 
 

現在は市町村間によって、法人税、国保税等いくつかの税にその差がみられます。また水道料金などの各種使用料や手数料についても違いがみられます。
ひとつの市になれば、将来的には当然適正な税額や料金に統一していく必要があります。
暮らしへの影響が大きい税などは合併の特例措置を利用し、しばらくの間は地域ごとの現行税率を維持し、5年間程度で調整していく方法が考えられます。
使用料なども格差の大きなものは一定期間を設け段階的に調整していく方法が考えられます。

 

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